3分リーディング

3分間で1冊の本の内容を把握できるように書きます。雑誌についてもたまに。

雑誌1.週刊エコノミスト 2019年07月23月号(毎日新聞出版社)

今回は初の雑誌投稿。本書は書店で見かけ、思わずタイトルに目がひかれ購入した1冊。 このように雑誌(や新聞)についてもちょくちょくご紹介していきます。

<要約>
サブタイトルに「40代・50代でも「成功の法則」」とあるように、今回の転職副業特集は主に40代・50代向け。正直、20代の小生にはあまり響かない内容だった。
しかし、昨今の働き方改革や人材流動性の向上を背景とした人材マーケットのトレンドと、それを踏まえた"40代・50代がとるべきキャリアの選択肢例"をそこそこ具体的に書いていたため、とてもいい特集をされているのではないかと思う。
特に、大企業に勤める方にとっては、キャリアのオプションを知るという観点で20代・30代の内から読んでおきたい。

 <本文抜粋&所感>

  • ベンチャー転職を考えるのなら、まずは興味のある企業をボランティアで手伝ってみるのもいいだろう
    →小生は「ベンチャーは転職する場ではなく作る場」との持論を持っているが、仮に転職するのであればこのようなアクションが必要だろう。ベンチャー転職はともすればこれまでのキャリアに傷をつけるかもしれないリスクがある。徹底的にリスクを洗い出し、それでも大丈夫と判断してから移籍したいものだ。
  • 新卒のときは、企業のイメージ、目先の給料などに惑わされがちだが、転職を考える際には、企業のより本質的な部分を見極める必要がある
    →新卒就職の際、基準が給料だけだった小生には耳が痛い話である。もちろん、給料も重要なファクターにはなりうるが、自分のこれまでの経験×これからやりたいところの領域が最大限広がるフィールドで勝負をしたいものだ。
  • 過去の栄光を鼻にかけている人と、素晴らしい実績を上げてきたのに越が低い人とでは、どちらと一緒に仕事をしたいかは歴然
    →常に謙虚でありたい。
  • 最近は、個人も対象にするM&Aのマッチングサイトが増えている。その一つ、「トランビ」のサイトを開くと、「書籍の販売、売却希望価格750万~1000万円、後継者不足のため」「高齢者向け配食弁当事業、売上高1000万~2500万」など、個人も交渉可能な全国の売却案件が並ぶ。
    →記事にもあったが、個人が会社を買ってオーナーとなることが現実的な時代。誰でも経営者になれる。よく、経営者は専門職でハードルが高いというが、興味がある人は会社を購入し、実際に経営者になってみるのがいいのではないか。