3分リーディング

3分間で1冊の本の内容を把握できるように書きます。雑誌についてもたまに。

37.脳が冴える15の習慣 記憶・集中・思考力を高める(築山節・生活人新書社)

今年もどんどんいきます。

今回ご紹介するのは、最近ぼーっとすることが多いなと思い購入した本です。
しかし内容的には「物忘れがひどい」等症状が深刻な人向けで、少し自分事にとらえにくかったです。
しかし、脳科学者の筆者が語る内容はまさに真理としか言いようがないもので、どれも「たしかに、そうだよな、そうなのか」となる内容です。

<要約>
筆者は、脳が冴えるためには「前頭葉を働かせること」が重要であると説く。
前頭葉を働かせるためには、毎朝一定の時間におきる起きた後、ウォーキングや音読、料理や掃除等をしてから出勤する(=ウォーミングアップする)、小さな雑用を積極的に引き受けることで"脳トレ"をする等が必要とのこと。
本書に書いてあることをベースに、常に「頭を働かせる」ことを意識していきたいものだ

脳が冴える15の習慣 記憶・集中・思考力を高める (生活人新書)

脳が冴える15の習慣 記憶・集中・思考力を高める (生活人新書)

 

 <本文抜粋&所感>

  • 脳の基本回転数を上げるには、時間の制約が必要
    →みなさん、ぎりぎりに追い込まれたら集中力がものすごく高まるという経験をしたことはないだろうか。小生はまさにそのタイプで、ギリギリで力を発揮するタイプだ。普段から"制限時間"を設けることで行動にメリハリをつけていきたい
    仕事もダラダラしないようにしよう。時間割をしっかりと作ることも大切
  • 創造力を高めるには、活動をマルチにし、人生を楽しもうとすることが大切
    →仕事一辺倒もだめなんだと思う。興味あることにはできる限り挑戦して、悔いのない人生にしよう。

36.神トーーク 「伝え方しだい」で人生は思い通り(星渉・KADOKAWA社)

みなさま、あけましておめでとうございます。
本年も3分リーディングをよろしくおねがいいたします。
本年一発目は、昨日ご紹介した「神メンタル」の続編です。

<要約>
前回ご紹介した「神メンタル」の続編。

tacoreading.hatenablog.com
基本的に思想は同じ内容だが、より対人関係にフォーカスして書かれている。
ポイントは4つだけで、①「相手の発言を否定しない」②「笑顔で腕と足をくまずにうなずいて話を聞く」③「会話の中で相手の名前を呼ぶ」④「ありがとうを多用する」だ。たしかに、自分がこれらをされたことをイメージすると悪い気がしないだろう。
以下、本文抜粋するのでお楽しみいただきたい。

神トーーク 「伝え方しだい」で人生は思い通り

神トーーク 「伝え方しだい」で人生は思い通り

 

 <本文抜粋&所感>

  • 自分自身が「この人の話ならば聞こうと思える言動を日常でとっている」「話を聞くに値する振る舞いをしている」ことこそが、すべての「人の心を動かすメカニズム」の土台となる
  • 今日1日、相手を否定する言葉を使わずに過ごしてみましょう。「でも」「だって」「えっ?」などの逆説的な意味がある反応や言葉も禁止
  • 自分自身の印象や評価を上げる方法はたくさんありますが、その中でも表情、特に「笑顔」の効果は絶大です。なぜなら、「笑顔」は相手の警戒心を解き、「安心感」を与えるからです。(中略)1日に5回、意識して笑顔で反応しよう
    →笑顔は大事。ニコニコするだけで人生得する。
  • 職場や家で誰かに話しかけられたら、とびきりの笑顔で振り向こう。その際に、自分が腕を組んでいないか、足を組んでいないかも確認
    →やりがちな人も多いのでは。少しの意識で人生がかわる
  • 今日から1日10回「好き」と言おう
  • 毎回、相手の名前を呼ぶようにしよう
  • 目を見て、"うなずきながら"話を聞く
    →案外難しい。「聞いていますよ」という態度を示すことが大切
  • どんなに忙しくても手を止めて、目を見て、うなずいて話を聞いてくれる人」になってしまいましょう
  • 『ありがとう』を口癖にする(中略)もはや口癖ではなく、「反射のレベル」で(中略)最大のポイントは、「相手の名前」+「ありがとう」
  • 「ありがとうを伝える回数」は「味方の数」。「ありがとう」を1日3000回言おう。

35.神メンタル 「心が強い人」の人生は思い通り(星渉・KADOKAWA社)

今年最後、大晦日の夜には最高の一冊をご紹介。

はっきり言って、これはかなりの名著です。内容はものすごく理にかなっている上に、読者に訴えかける力がすごい。これを実行するかしないかは別問題にせよ、最高の毎日を過ごすTipsがちりばめられています。

以下、是非ご一読ください。

それではみなさん、良いお年を!

<要約>
"なりたい自分になるための方法"を指南してくれる1冊。
まずは自分がなりたい姿を超具体的にイメージし、目的地を設定する。そして、それを達成した人になりきり、その人だったらどのような感情をもっているか、どのように行動するかをイメージして日々を過ごす。
毎日、鏡の前で達成している自分をイメージすることをアフォメーションというらしい。
否定的な言葉は使わず、成功したイメージを現実のごとく想像する。まさに引き寄せの法則なわけですが、具体的な方法論が記されている本はなかなかないと思います。
非常に価値の高い情報だと思います。

神メンタル 「心が強い人」の人生は思い通り

神メンタル 「心が強い人」の人生は思い通り

 

 <本文抜粋>

  • 未来=①目的地×②手段×③メンタル
    「ここ以外ない」というくらい目的地を明確にすること
    ②目的地から常に目をそらさない(忘れないようにする)こと
  • メンタル=自己評価
    「変わろうとするだけに一生懸命」になってしまうから、いつまでたっても目覚ましい変化が起きない
  • モチベーションをあげてはいけない。目標を達成する人は「どういう行動をするだろう」「どう考えるだろう」「どんな対応をするだろう」と考え行動する。
  • 一見遠い目標でも、できる目標を積み重ねていくことで達成可能
  • 考え方を変える→視点を変える→感情・思考が生まれる→結果→強化
  • 心が強い人は「今の自己評価」ではなく、目標達成した「未来の自己評価」で生きている
  • 朝と夜、30秒のアフォメーションを繰り返す
    まずは、あなたの「実現したい」自分が実現した際の鮮明なイメージを思い浮かべましょう
    そのイメージを体験したら、紙にアフォメーションの言葉を書きます
    そして最後に、鏡の前に立って自分自身の目を見て宣言をしましょう
    「毎日繰り返す」「実現するまで繰り返す」
  • 「不安を感じていい」「緊張していい」と認めてあげると、不安や緊張への認知は、そこで終了
  • 今、あなたに悩み事があるのであれば、1枚の紙に今頭の中で悩んでいることを書き出してみてください。今気になっていることすべて、です。
  • 普段から細かいタスクを書き出して、できたら(タスクが完了したら)、「できた!」と声に出してそのタスクを棒線で消す、という方法が効果的

34.天才はあきらめた(山里亮太・朝日文庫)

前回のナイツ・塙氏著「言い訳」につられて読んだ1冊。

<要約>
こちらは南海キャンディーズの山ちゃんが2018年に綴った自叙伝形式の作品。
強烈な劣等感に下支えされ、圧倒的な努力量をこなしてきた同氏。
時に読んでいて「嫌なヤツそう」と思わせるほど陰湿な感情をプラスのパワーにかえてここまで努力を重ねてこられたことがよくわかる。
お笑い界の厳しさのリアルがよく表れていると思うし、山里亮太という男の生きざまを通して、泥臭く努力することの大切さ、一歩前へ進むことの大切さを教えてくれる。

これは蒼井優も惚れますわ(笑)
笑いあり涙あり、読んでみて後悔しない作品です。

天才はあきらめた (朝日文庫)

天才はあきらめた (朝日文庫)

 

 

33.言い訳 関東芸人はなぜM-1で勝てないのか(塙 宣之・集英社新書)

先日、M1グランプリでミルクボーイが優勝していましたね。小生はお笑い好きで、去年の霜降り明星もずっと追いかけていて、ラジオやYouTubeもチェックしていました。今回のミルクボーイもとある記事で見かけて依頼YouTubeでチェックしており、優勝嬉しい限りです。

今回はそんなM1グランプリに関連して、巷で話題になっていた1冊をご紹介。昨日のお笑い本繋がりで少し続けたいと思います。

<要約>
お笑いコンビ・ナイツの塙氏が、自身の体験をもとにM-1を中心としたお笑い論について語った1冊。
2018年のM-1グランプリから審査員となった同氏だが、その評価コメントはどれも具体的かつ的を得ているもので、小生も見ていて感心しておりました。
本書内では、「漫才のルーツは大阪であるが故、母国語が関西弁となっている。標準語で漫才をすることは、日本語でオペラを演じるようなものだ」と断じるなど、関東芸人がM-1で中々勝てない理由を冷静に分精しています。(歴代優勝コンビは、全14回の歴史の中で第4回のアンタッチャブル、第7回のサンドウィッチマン、第9回パンクブーブー、第11回のトレンディエンジェルの4組)
Kindleで買うと中々安く読めます。暇つぶしに最適なのでぜひ一度買ってみてはいかがでしょうか。

32.教養としての平成お笑い史(ラリー遠田・ディスカヴァートゥエンティワン社)

<要約>
お笑い評論家のラリー遠田氏が、平成に起こったお笑いの出来事を掘り下げ・紹介していく1冊。
小生は20代だが、20-30代の読者には記憶に新しい内容も多いのではないだろうか。
ちなみに、本書はがっつり読み込んだわけではなく、移動時間の暇つぶしにKindleで購入しスマホでささっと読んだものです。
筆者もタイトル・前書きで言っていますが、本書にかいている内容はいわば"教養"のようなもの。
話題の中に紛れ込ませるだけで会話が盛り上がるし、「この人知ってる!」となるはずです。
特に、有吉弘行の「おしゃくそ事変」によるブレーク、サンドウィッチマンM-1優勝の舞台裏、島田紳助芸能界引退の真実、タモリ笑っていいとも!』終了あたりは読みごたえがありました。
コーヒーブレイクとして是非ご一読あれ。

 

31.乗馬 上達バイブル 正しい技術でレベルアップ (コツがわかる本!)(乗馬クラブクレイン・メイツ出版社)

ちょっと最近競馬を見る機会が増えてきて、乗る方(乗馬)にも興味が湧いてきたのでのぞいてみたのがこちら。

<要約>
国内大手乗馬クラブクレインが、乗馬のいろはについてまとめた1冊。
テクニカルな内容が多めとなっているため、私のような門外漢が読むよりかは、実際に乗馬を初めて半年~1年くらいの経験者が手元に置きながらレッスンを受講し、より理解を深めていくのに適していると思われる。
また乗馬をしないという方でも、馬の性質について知ることができるので有益な面もあるかもしれない。手に取ってみるべし。

乗馬 上達バイブル 正しい技術でレベルアップ (コツがわかる本!)

乗馬 上達バイブル 正しい技術でレベルアップ (コツがわかる本!)