3分リーディング

3分間で1冊の本の内容を把握できるように書きます。雑誌についてもたまに。

24.深夜特急4-シルクロード-(沢木耕太郎・新潮文庫)

深夜特急シリーズもついに折り返しです

<要約>
3巻でおおむねインド横断を完了した氏は、デリーからバスでパキスタン→イランとさらに西を目指します。
ぶっちゃけ、4巻はあまり面白くないです。話の内容的にも1巻の香港編や3巻のインド編よりエキサイティングではありません。いつになったらヨーロッパを抜けてロンドンにつくのか、という思いを馳せながらひたすら読みぬける感じです。
ただ、ヒッピーバスでイラクを横断するシーンは中々興味深いです。バスの中でフランス人の男女がセッ●●をおっぱじめるシーンはさすがに吹き出しました。

( ↑ 適当の極み)

深夜特急4-シルクロード- (新潮文庫)

深夜特急4-シルクロード- (新潮文庫)

  • 作者:沢木 耕太郎
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1994/04/28
  • メディア: 文庫
 

 <本文抜粋>
さすがに要約がひどすぎたので、印象に残ったフレーズをピックアップ

  • もっとも、私が公衆電話のボックスを見つけてショックを受けたのは、単にそこに強く都会を感じたからとうだけでなく、ガラスの中で笑いながら話している若者を見た瞬間、そうだ、自分にはあのように話せる相手がこの街にはひとりもいないのだ、という思いに胸を締めつけられたためかもしれなかった
  • 旅という名のトンネルの向こうにあるものと、果たしてうまく折り合うことができるかどうか、自信がなかった