3分リーディング

3分間で1冊の本の内容を把握できるように書きます。雑誌についてもたまに。

雑誌2.日経ビジネス 2019年08月05日号(日経BP社)

小生、8月より日経ビジネスの購読を始めました。今更8/5月号かよ!と思われる方もいらっしゃると思いますが、徒然に書いていきたいと思います。
実は以前にも購読していたことがあって一度は退会していたのですが、キャンペーン中というセールス電話に乗せられまんまと契約したという具合です。
半年間の契約ですので、2020年2月頃までは毎週購読し、所感を載せていきたいと思います。

<要約>

今回は「医薬品はなぜ高い?」というタイトルでしたが、正直小生の興味が湧く分野ではなかったため、他の部分からの抜粋をお送りしようと思います。
具体的には、かの三枝三部作でおなじみの三枝匡さんと、三菱ケミカルHD会長の小林さんとの対談が目を引く部分でした。
今後の日本経済の再成長に向けて必要な要素として、"人材"の重要性をあげています。
三枝三部作でも描写されていたように、30,40代で子会社でのマネジメント経験をもつことが経営手腕向上に必要なこと、とのことです。
現在コンサルタントをやっている小生ですが、このような中小企業のマネジメント経験につきたい、つく必要がある、と思わせる対談でした。

<抜粋>

  • ビジネスと組織を変えていく上で重要なのはリーダーです
    →三枝三部作でも説かれていた。やはり、どれだけ良い戦略を描いても、それを実行するリーダーがいなければ意味がない。これはつまりコンサルタントよりも事業者の価値が高いということだと思うし、裏を返せばコンサルタントが事業会社の方へ価値を出すことは相当大変なことであるということ。
  • つまるところ、変革は1人が起こすもので、まずその1人を引っ張り上げることから始まります
  • 特に赤字の子会社で経営経験を積むと、力が磨かれる
  • 海外子会社で全体を見る経験はできれば30代、遅くても40代までにぜひやるべき
  • 三菱ケミカルでは2~3割は中途採用組となりました
    →メーカーは新卒至上主義というイメージがあるが、変わってきている会社もあるのだろう。しかし、コンサルからメーカーというキャリアは中々聞かない。おそらく、メーカー間で転職を行うパターンが一番多いのだろう。